2012年 07月 11日
『東京の赤い雪』
第1部
①漆原智良先生の平和講演 『おむすびころりん』
②林家ライス・カレー子さんの平和漫才 『父の遺言』
第2部 ダンスパフォーマンス劇『東京の赤い雪』
原作の『東京の赤い雪』は、太平洋戦争のさなかの「漆原少年」のお話です。
9章「父の笑顔」は、疎開をしている少年のところに、東京からお父さんがきてくれたときのことが描かれています。疎開先で辛い思いをしている少年をお父さんは励まし、そしてまた東京に帰ってゆきます。吹雪のなか、駅までお父さんを送っていく少年...ホームでの別れのシーンは、かなしさとともに、親子のあたたかさ、人間の強さ、美しさが伝わってきて、私は本を読み終えたあとも、いつまでもその情景が、心に残っていました。
〈フライヤーに掲載されているあらすじです〉
太平洋戦争が激しくなり東京は空襲に脅かされ始めた。少年は都会の親のもとを離れ農村に疎開する。
だが、そこで待ち受けていたものは、軍事教練、農作業、いじめ…。少年は過酷な生活に耐えられない。
父は「東京の赤い雪は、ひとつの命を奪い、家を焼く…白い雪は冷たいだけだ」と激励し東京へ戻っていった。
そして、昭和20年3月10日東京大空襲。少年の家族の運命は…。
戦争体験を風化させないために…。
8月4日(土) 開場 13:30 開演 14:00
昭島市民会館(JR昭島駅より徒歩5分)
おとな 前売3000円 当日4000円
中高生 前売1500円 当日2000円
小学生 前売 500円 当日1000円
チケットお問い合わせ
ヘヴンエンタテインメント ℡ 042-553-9959 MAIL heaven@ray.ocn.ne.jp
赤いバックのフライヤーに、白でぬかれたタイトルと、次の言葉が目に焼きつきます。
「明るい未来を子どもたちへつなぐために」(^-^)/