2015年 08月 31日
「画鬼暁斎」
「画鬼暁斎」には8月の始めにいきました。
三菱一号館美術館。
幕末明治に「画鬼」と呼ばれた人気絵師、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)と
三菱一号館や鹿鳴館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドルの作品の展示。
コンドルは暁斎に弟子入りして絵を学び、暁斎の作品を海外にも紹介しました。暁斎の才能に惚れこんでいたのでしょうね。
この猫の絵が見たくていったのです。
巨大な化け猫ですが、なんか、かわゆ(^o^)
味のある表情が、たまりません。
右の写真は、買ってきた絵葉書を並べたもの。
実物は画帖に載っているもので、思ったより小さかったですが、
ひきのばした絵が、「写真撮っていいですよ」スペースに、大きな屏風になって飾られていました。
正統的な狩野派を引き継ぎつつも、実に多彩な作品世界を繰り広げた暁斎。
自由! 多才! ユーモラス!(暁斎が日々描いていたという絵日記が、とてもおもしろかったです)
舌を巻くうまさ!
展覧会の規模は違いますが、昨年末みた「ティム・バートンの世界」展を思いだしました。
暁斎がいま生きていたら、きっと、映画を撮っていただろうなあ(^-^)/