青春ラプソディ

青春ラプソディ_b0109481_5583179.jpg11日はH先生ご出演の「東京稲門グリークラブ第7回定期演奏会」にいってまいりました。
めぐろパーシモンホール・大ホール。

T先生、O先生、T先生、Sさんとごいっしょに、とても楽しいゆうべでした♪♪♪

「早稲田大学校歌 都の西北」でスタートした演奏会。
1stStageは「Song of Departure」。菅野よう子氏(『花は咲く』の作曲者)作詞・作曲のアカペラ男声合唱組曲「Song of Departure(全9曲)」より6曲。宇宙の広がりを感じさせてくれる組曲のなかで特に、足拍子手拍子の入る「Dinga linga」が、リズミカルでダイナミックで心弾みました。

2ndStageは「月下の一群」。堀口大學が66人のフランス詩人の作品を訳詩した同名の詩集をもとに南弘明氏が作曲。愛をテーマにした、粋でおしゃれで奥深い5曲でした。
印象的だったのは3曲目の「人の言うことを信じるな」。プログラムにこんなふうに記されていました。「男が不実な生き物であることを男性合唱で歌うことの皮肉さが際立つ。さらに、曲頭と曲尾に「乙女の祈り」のパロディーが演奏される(後略)」……「乙女」…ついついあの方を連想~。

3rdStageは「青春ラプソディ あの時 君は」。演劇仕立てになっていて、とてもおもしろかったです! 
舞台には、ビールケースを逆さにした椅子とテーブル。その上に並べられた酒瓶やおつまみ。ここは新橋ガード下の居酒屋。三十数人のおじさまたちが杯を重ね、数年先の、2度目の東京オリンピックの話や、昔の思い出話などしながら、青春時代の曲を歌うのです。
♪森と~泉に~かこ~まれて 
おお、『ブルー・シャトウ』! 
思わずくちずさみます。ずいぶん前にジョージ・ベンソンのところで、ブルー・コメッツのファンクラブに入っていたこともあるということをちょこっと書きましたが、三原綱木さんはいまもお元気でliveもなさっているようですね。そのうちいってみたいなあ~♪

続けて『遠くへ行きたい』。確か昨年でしたかジェリー藤尾さんが、小室等さんの『新・音楽夜話』にご出演、歌っていらっしゃいました。枯れた味がありましたなあ~♪

遠くへ行きたい…すると不思議なことに、おじさまたちは新橋の居酒屋からタイムスリップ! 
ときは1964年。1回目の東京オリンピック開催前の昭和。
物語はその時代の高校生と高校教師の恋もからめながら、懐かしい歌の数数とともに進行していきます。
「バラが咲いた」「ラストダンスは私に」「Caro mio ben」「見上げてごらん夜の星を」などなど…☆☆☆
ラストは、ほっこりハートウォーミング(*^_^*) 
日々を生きていく元気をがっつりいただけた、すてきな舞台でした(^-^)/
by makisetsu | 2016-02-13 05:55 | 音楽・美術の感想など | Comments(0)