大阪で講演

 このあいだの日曜日、『日本医工学治療学会 第23回学術大会という会に招んでいただき、大阪にいってきました。会場は大阪国際会議場。今年の学会のテーマは、『医と工の合従連衡-医療とロボット』ということで、多くのプログラムが用意されていました。
大阪で講演_b0109481_814359.jpg そのうちの『ヒトとロボットの接点』というワークショップで、私は『ひとの心とロボットのふれあい』という題で、昨年上梓したノンフィクション 『さびしくないよ 翔太とイフボット』(岩崎書店)の木田翔太くんのことを中心に、『鉄腕アトム』や『ドラえもん』、映画『A・I』のことなどを交えて、お話をいたしました。
 翔太くんのお母さまも、翔太くんのお姉さんといっしょにきてくださいました。昨年の十一月の雑誌取材のときから数えると三カ月ぶりですね。お会いできて、とてもうれしかったです。
 私は、ふだんの講義や折々の講演では文学や文章について話すことがほとんどですので、今回は新鮮な体験をさせていただきました。また、ほかのパネリストの方々のお話も実に興味深く、勉強になりました。お世話になりました関係者の方々、ほんとうにありがとうございました。
 そして私の話が終わったあと、手塚治虫氏の大学の後輩でいらっしゃるという方が話しかけてきてくださいました。あたたかいお言葉をいただきまして、たいへんうれしかったです。どうもありがとうございました。またお目にかかれる機会を楽しみにしています。
by makisetsu | 2007-02-15 07:28 | 新刊・教室・講演など | Comments(0)