ジョージ・ベンソン

ジョージ・ベンソン_b0109481_5313220.jpgさてもうひとつ思い出したのは、イカ天時代より、さらにさかのぼり、ジョージ・ベンソンのコンサートにいったときのことです。

中野サンプラザのホール前の階段で開場を待っていると、前に並んでいたおばさまが、大きなキャメル色の革のバッグに書かれたサインを、私に見せてくれました。
「これね、さっき楽屋にいって、書いてもらったのよ」
確かにそれは、George Bensonと読めます。
大きなバッグにはほかにも、英文字があちこちに踊っています。
おばさまは、ご自分のことを「ペギー」とおっしゃっていました。日本の方です。

その何年か後に、銀座で映画を観たあと、ソニープラザにふらっと立ち寄ると、なんと、ペギーおばさんが集めたサインの展覧会が開催されていました!
飾られているサインの数々、フランク・シナトラ、ナット・キング・コール…「わあ、すごい、すごいなあ!」そう声に出しながら、会場を見てまわったのを覚えています。
そのとき、ご本人は会場にはいらっしゃいませんでしたが、ペギーおばさんの写真も展示されていました。
確かその頃、ペギーおばさんは、テレビや雑誌でも紹介されていたように記憶しています。

ここまで書いてきてこんなこというのもなんですが、なんせだいぶ前のことなので、「ペギー」という愛称が正確だったかどうかは、ちょっと自信がありません(^_^;)
でも私のなかでは、ペギーおばさん。
笑顔がすてきな、とてもチャーミングなおばさまでした。
いまはどうしていらっしゃるでしょうか。
どうかお元気でいらっしゃいますように!

そうそう、ジョージ・ベンソンのコンサートでは、客席に、ブルコメの三原綱木さんがいらして、ドキドキしたことも思い出しました(*^_^*)
私は、そのときはもう退会していましたが、一時期、ブルー・コメッツのファンクラブに入っていたこともあります。ほんとに気が多い(笑)
あ、ちなみに、綱木さんのサインは、10代の頃、ジャズ喫茶でいただいたことがあります(*^_^*)

ジョージ・ベンソン。
『ブリージン』もサイコーだけど、『マスカレード』もね(^-^)/

by makisetsu | 2012-05-27 05:32 | 音楽・美術の感想など | Comments(0)