2013年 06月 25日
雨のなかの子犬
自身が、投稿をきっかけにプロデビューできたということもあって、作品を選考させていただく任務というのはかなり緊張します。きちんと役目を果たさなければと思います。
そしてやはり選考委員の一員をつとめさせていただいている「長編児童文学新人賞」の第12回の発表が、ただいま発売中の「日本児童文学」5-6月号に掲載されています。
71頁に選考評を書かせていただきました。
72~73頁には、第13回「日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞」の応募要項が掲載されています。どうぞご覧ください。
5-6月号の表紙絵、雨にぬれている子犬と、ふりかえっている女の子の表情が印象的です。
絵を描かれたひろかわさえこさんの「表紙のことば」が、「もくじ」の左下に載っています。
子どもの頃のおもいでを書かれたもので、そのなかの一文に、
「ついてくる子犬を飼えない切なさが、ずっと心に残っています」とあって、胸にしみました。
ふと、映画『ティファニーで朝食を』のラストシーンを思い出しました。
雨のなかで猫を抱くオードリー・ヘプバーン、きれいだったなあ(^-^)/