2018年 08月 21日
わすれずに
夏休み、本棚の整理をしています。
カルチャー教室や通信講座のおしごとはずいぶん前からしていますが、昔の受講生の方々がその後何人もデビューされ、ご活躍されています。いっとき指導させていただいただけの方でも、私のことをわすれずに、デビュー本や、その後のご著書をおくってくださるのは、ほんとうに嬉しい限りです。
いまちょうど、本棚に並べた御本2冊。
田部智子さん『エジソン 世界を照らした発明王 』(角川つばさ文庫)
(本のカヴァーより)
エジソンは、何にでも興味をもつ少年で、毎日質問ばかり。学校でも先生を困らせて、ついには来るなと言われてしまった! 自分で本を読んで、実験をはじめたけれど、結果はさんざん。空を飛ぶ薬はできないし、火事をおこしかけてしまったことも…。でも、たくさんの失敗は、大発明へとつながっていた!エジソン少年の努力と成功を描く伝記物語。
少年時代、列車の中で新聞売りをしていたときの様々な出来事がとてもおもしろいです。10代のエジソンの、なんて生き生きとしていること! そして発明王として成功してからも、ニコラ・テスラとの「電流戦争」のことや、蓄音機やキネトスコープのことや、自動車王ヘンリー・フォードとの友情など、たくさんのエピソードがとてもわかりやすく描かれていて、読み応えたっぷりの伝記です(^-^)/
北森ちえさん『ビューティフル・ネーム』(国土社)
(本のカヴァーより)
像がまっすぐにこちらを見つめ返してくる。自分の心を映し出す不思議な像。「桃子!」「咲季!」同時にさけんでいた。ピキンッと何かがつながった! 私たちにはそれぞれ名前がある。物語がある。一人ひとり、すばらしい名前を持つ、かけがえのない私たち。私たちは、翼がはえたみたいに軽い足取りで、笑いながらその像を後にした。
カヴァーに書かれたこのシーンがクライマックス! 2年前のある事件以来、「どんなふうに人としゃべっていいのか忘れてしまっている」中1の桃子。でもひょんなことから彼女は、中学生を対象にした、大学主催の「サイエンスプロジェクト」に参加することになります。院生のブラックさんと出会い、実験動物のラットと出会い……大きく変わっていく桃子の、気づきとゆるしと希望の物語です(^-^)/
そしてほかにも、いままで、受講生だった何人もの方から御本をおくっていただいています。ほんとうにどうもありがとうございます! そのときたまたまバタバタしていたり、私の本の整理がへただったりということもあって、失礼をしていることも数多いかと思いますが、どうかご容赦くださいね。
ここ数日ようやく秋めいてきましたが、また暑さがぶりかえす日もあるとか?
皆さまどうぞ、体調にお気をつけておすごしくださいますように(^-^)/