2022年 03月 25日
新美南吉「飴だま」
今晩は新美南吉「飴だま」を朗読しました。
私は『童話を書こう!』シリーズ(青弓社)を3冊出していますが、本の中で次のように述べています。
作品の「起承転結」の「転」では、「ドキリ・ウラギリ・モリアガリ」の「3つの『リ』」が大事。
そのうちのひとつでも入れることができれば「転」は成功しやすいし、3つ入れればいうことなしです、と。
「飴だま」は、『童話を書こう!実践編』で取り上げた作品で、この「転」がじつに見事です。
飴だまという「小道具」をうまく活用し、緊迫感(ドキリ!)と直後の意外性(ウラギリ)を描き、その運びの巧みさで、場面をモリアゲています。
その他にもこの作品は…🍬
「動き」のある書き出し。
「起」でしっかり、簡潔な言葉で伝えている「登場人物たち」「舞台背景」「時代」。
話の「緩急」のつけ方。
無駄のない「会話」。
2と1という「数字」の使い方。
スタート(春のあたたかい日)とラスト(居眠り)をマッチさせることで存分に活かされている「季節感」…などなど、優れたテクニックが満載です。
しかし、そうとはあまり感じさせない、そのさりげなさが、なによりかっこいいなあと思うのであります。
新美南吉の作品は、いま話題の「二ひきの蛙」や、「ひとつの火」「蟹のしょうばい」「去年の木」「子どものすきな神さま」も朗読しております。
あわせてお聴きいただけましたら幸いです。
「牧野節子のYouTube部屋」
https://www.youtube.com/channel/UCVCf6VVUxRRgoA43ho73VFg?view_as=subscriber
よろしかったらどうぞおつきあいくださいませ(^-^)/🎵























































