新美南吉「飴だま」

今晩は新美南吉「飴だま」を朗読しました。

https://youtu.be/hf5IVnkHIro


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私は『童話を書こう!』シリーズ(青弓社)3冊出していますが、本の中で次のように述べています。


作品の「起承転結」の「転」では、「ドキリ・ウラギリ・モリアガリ」の「3つの『リ』」が大事。

そのうちのひとつでも入れることができれば「転」は成功しやすいし、3つ入れればいうことなしです、と。


「飴だま」は、『童話を書こう!実践編』で取り上げた作品で、この「転」がじつに見事です。

飴だまという「小道具」をうまく活用し、緊迫感(ドキリ)と直後の意外性(ウラギリ)を描き、その運びの巧みさで、場面をモリアゲています。


その他にもこの作品は🍬

「動き」のある書き出し。

「起」でしっかり、簡潔な言葉で伝えている「登場人物たち」「舞台背景」「時代」。

話の「緩急」のつけ方。

無駄のない「会話」。

21という「数字」の使い方。

スタート(春のあたたかい日)とラスト(居眠り)をマッチさせることで存分に活かされている「季節感」などなど、優れたテクニックが満載です。

しかし、そうとはあまり感じさせない、そのさりげなさが、なによりかっこいいなあと思うのであります。


新美南吉の作品は、いま話題の二ひきの蛙や、ひとつの火蟹のしょうばい去年の木子どものすきな神さまも朗読しております。

あわせてお聴きいただけましたら幸いです。


「牧野節子のYouTube部屋」

https://www.youtube.com/channel/UCVCf6VVUxRRgoA43ho73VFg?view_as=subscriber

よろしかったらどうぞおつきあいくださいませ(^-^)/🎵



by makisetsu | 2022-03-25 19:07 | YouTube部屋 | Comments(0)