2026年 02月 06日
『ブラウスのボタン』
間中ケイ子さん詩集『ブラウスのボタン』(森の猫舎)をご紹介♪♪♪
<あとがきより>
(前略)
この世には、不思議な生きものがいることを知りました。なかでもアメリカ東部・南部に生息する「素数ゼミ」は十七年に一度だけ地上に現れるという、不思議なセミです。体長は二、三センチ、赤い眼をした小さなセミです。このセミの発生が十七年おきというのを知ってから、ひょっとすると、私の先祖は、このセミの仲間かもしれないと思うようになりました。私のこれまでの生活は、土の中でじっと暮らすセミの生活とよく似ているような気がするからです。
(中略)
私にとって、いつも十七年という歳月が必要だったのです。
このたびもまた、十七年ぶりの詩集です。
全69編、間中さんの十七年がたっぷり詰まった詩集です。
<解説>の皿海達哉氏は、
「一番衝撃を受けた詩は、『守宮(やもり)』である」と記されています。
わずか二行のその奥に、守宮の人生が見えてくるスゴイ詩です。
私が特に好きなのは、「捜索願」「蜘蛛」「アラマ・ホスピタル」です。
「アラマ・ホスピタル」は、患者の動物たちとドクター・エミの、優しくユーモラスなやりとりが心に沁みます。
「蜘蛛」は、網の出来に大満足な蜘蛛のチャーミングなドヤ顔が浮かんできます。
「捜索願」は、行方不明のハブラシに対してのもの。そのハブラシはもしかしたら、図書館にいったのかもしれないんです。「○○○○が読みたくなって」
間中さんは○○○○に、ある哲学者の名前を入れています。
さあ、誰でしょうー? 想像してみてくださいね(^-^)/























































