ハリポタ

ハリポタ_b0109481_435043.jpgううう、ア、アツイ……避暑は映画館(笑)。
 先日観たのは、シリーズも三作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』。私、ハリポタ映画としては、この三本目が一番好きです。あかぬけてる感じ。今作のキュアロン監督ってセンスがいいと思いました。
 おじさんの家を飛びだしたハリーをロンドンまで運んでくれる「ナイト・バス」は、本で読んだイメージよりも素敵。乗ってみたくなりました。
 キャストについては、一本目から、ロン役のルパート・グリントくんが味があって好きなのですが、育つにつれてあのファニーフェイスがどんなふうになっていくのか、ちょっと心配でもありました。少年少女スターって、「えー、前は可愛かったのに……」っていう人もいるじゃないですか。でも、ハリーのダニエルくんも、ハーマイオニーのエマちゃんも、そしてもちろんルパートくんも、とても「いい感じ」に成長してて、ほっとしました。さなぎが蝶になったような三人の魅力が、存分に活かされてる映画だと思いました。
 名台詞といっていいかどうかはともかくとして、作品のなかで一番印象的なのは、やっぱりこの呪文です。幸せの思い出をイメージしてプラスのエネルギーを出し、ディメンタ-(吸魂鬼)を追い払うというもの。
「エクスペクト・パトローナム」
 「守護霊よ来たれ」という意味で、たいへん高度な魔法の呪文。ハリーがこの呪文を使いこなせた場面は、胸にきゅんときました。
「エクスペクト・パトローナム」
 私も使ってみようと思いました。
 エクスペクト・パトローナム、この猛暑を追い払っておくれー! エクスペクト・バトロー……ううう、35度、変わらず。使えてねー(笑)。
by makisetsu | 2004-07-28 18:08 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)