カテゴリ:映画・舞台の感想など( 117 )

 

『バリーターク』

b0109481_03163944.jpg『バリーターク』を観たのはもう2週間以上前。三軒茶屋シアタートラム。ごいっしょしたEmiさん、入手困難なチケットをとってくださって感謝です! しかも前から3番目のド真ん中! ほんとうにどうもありがとうございました!

アイルランドの作家エンダ・ウォルシュの戯曲を白井晃さんが演出なさった舞台。

窓もない閉ざされた部屋で暮らしている男1(30代半ば・という設定)(草彅剛さん)と男2(40代半ば)(松尾聡さん)

寝て、食べて、80年代の音楽をドーナツ盤レコードでかけながら踊ったり、部屋中を駆けまわったり、部屋にある器具でフィットネスをしたり鳩時計がポッポッボッポと時折鳴くけれど、それって実際の時刻なんだろうか

二人は、「バリーターク」という村の話をします。部屋の壁に貼られているたくさんの絵は、バリータークの風景や、村に住んでいる人々ラリー・アスペンやジョイス・ドレンチやもっともっと多くの人たちの顏なのです。

二人はいったい誰なのでしょうか。どこから来て、どうしてこんな暮らしをしているのでしょう。時々壁の向こうから聞こえてくるのは誰の声なのでしょう。それとも男1の幻聴なのでしょうか

ある日突然、男3(60代半ば)(小林勝也さん)があらわれて、二人に選択をせまります。二人のうち「どちらか」が、この部屋から出て、「12秒間の生」を生きるのだと。それはつまり12秒後には死ぬということ

さて、二人が出した答えは? 

そして、部屋に残った男に起きたこととは


男1の言葉が、強く、こころにのこりました。

「ここにあるのはほんとうの人生じゃない」


ほんとうの人生。このお芝居の男1、男2のような特殊な環境にいるわけではなくても、人は誰しも自分の人生について思いをめぐらすときがあるのではないでしょうか。「ほんとう」とか「しあわせ」とかいう言葉は曲者見方ひとつ、考え方ひとつで反転するものでもありますが、そもそもそういう言葉があるから人は煩悶してしまうのでしょうね。


b0109481_03162509.jpgその日の終演後の舞台では、白井晃さん(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)と野村萬斎さん(世田谷パブリックシアター芸術監督)のトークもあって、超絶お得な一夜! 

『バリーターク』を『ゴドーを待ちながら』になぞらえて話していらしたお二人。「男3」のことを「ゴドーが来ちゃった()」と萬斎さんがおっしゃっていました。

私は、ちょっと『カッコーの巣の上で』も連想しました。男の一人が出ていくシーンをそう感じたのだと思います。


8月は吾郎さんの『君の輝く夜に』を観に京都に行く予定。

№9―不滅の旋律―』の再演も決まって嬉しいです(^-^)/


by makisetsu | 2018-06-18 05:55 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

『クソ野郎と美しき世界』

b0109481_22262814.jpg第2弾を撮ることが決まったんですね。先週の(木)深夜、Youtube見ました。それにしても、I女史のプロデュース能力ってほんとうにすごいなあ、と、いまさらながらですがつくづく。

3人のSNS発信、アベマの72時間からななにーへの流れ、パラリンピックサポート、多くの雑誌への掲載、映画の「2週間」限定公開とムビチケ4枚セット販売での動員アップなどなど「新しい地図」さんの進め方は大胆かつ細やか、また「特別感」を出すのがうまい。悉く成功しているといってもいいのではないでしょうか。

さてオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』。

(パンフより)

1『ピアニストを撃つな!』全力で走る女、フジコ。フジコを追う不気味なマスクをした極悪人「マッドドッグ」。マッドドッグの手下で元ボクサーのジョー。彼らが向かう先には美しい指を持つ天才ピアニスト、ゴロ―。

2『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』歌を食べて生きる少女「歌喰い」と歌えなくなったアーティスト香取慎吾の不思議な関係。食べられた歌の行方は―。

3『光へ、航る』失った息子の右腕を探す旅に出た夫婦。妻裕子に美人局をさせては罠にかかった男たちを脅し日銭を稼ぐクズな夫オサム。2人が沖縄の海で出会ったのは

4『新しい詩』夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロア『クラブ・クソユニバース』で繰り広げられるショー。


1 天才ピアニストという設定のゴローさん。でもピアノを弾いているていの肩の動きが少し不自然だった気も(~_~;)十三人の刺客』や№9―不滅の旋律―での吾郎さんのすばらしい演技と比べると、この作品にはかなり不満感がのこりました。もっと吾郎さんを活かす役、ホンにしていただきたかったなあというのが、正直な感想。

2 ちょっとアンニュイっぽい? 慎吾ちゃん。3人のなかでは、ご本人にいちばんマッチした役のように思いました。♪また逢う日まで~ を歌う、古舘寛治さん演じる尾乃崎紀世彦さんが受けた~(^^)

3 草彅さん、演技、クソうますぎる! 『バリーターク』も楽しみです。妻役の尾野真千子さんもうまかったなあ。

4 ごっちゃまぜなおもしろさを、ちゃんとまとめましたよ、という楽しいフィナーレ。いちばんおいしい役は、「マッドドッグ」浅野忠信さんだったかなあ。

ちょっとへんな言い方になりますが、この映画の全体に漂ううさんくささが、私は好きでした。クソ野郎とうさんくさい世界(笑)エンドロールに流れる「地球最後の日」。吾郎さんのやわらかな歌声に癒されました(^-^)/

 

b0109481_09465558.jpg癒されるといえば、先々週でしたか、『ゴロウ・デラックス』にカラテカの矢部太郎さん、出演されていましたね。

『大家さんと僕』はその前から読んでいましたが、矢部さんと階下のご高齢の大家さんとのふれあいを描いていて、心底、ハートがあたたまる、とてもいい漫画! 

少ししか登場しませんが、相方の入江さんが出てくるところも印象的。

入江さん、言葉はきついけれど実は優しくて相方思いなんじゃないか、そんなふうにとれるように描かれていて、ふたりの関係性がいいなあと思いました(^-^)/


by makisetsu | 2018-04-24 09:56 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

『江戸は燃えているか TOUCH AND GO』

b0109481_18175173.jpg先週観てきました。三谷幸喜氏作・演出『江戸は燃えているか TOUCH AND GO』。新橋演舞場。

ごいっしょしたEmiさん、良いお席をとってくださって感謝です! ほんとうにどうもありがとうございます! 

江戸無血開城をめぐる幕末群像喜劇。

舞台背景となる場所は、一幕も二幕も勝海舟の家と庭です。

時は慶応4年。鳥羽伏見の戦いで幕府軍に勝利した西郷どん(藤本隆宏さん)率いる新政府軍は、江戸城を攻めるために進軍中。でも西郷どんとしては、血を流さずに江戸城をあけ渡してもらえたらいいなあと。それで幕府側の代表、勝海舟(中村獅童さん)と会って降伏を勧めたいと思っているのですが

じつは勝海舟は小心者でそのくせ喧嘩っ早い。そんな勝が西郷とうまく話し合いができるわけがないと、勝の娘のゆめ(松岡茉優さん)は考えます。

父が西郷に会ったら交渉決裂。江戸は火の海になってしまう! わたしはこの江戸の町が好き。ねえみんなもそうでしょう。誰も戦さなんてのぞんでないよね。

ゆめの呼びかけに応え、心をひとつにした勝家の使用人たち。みんなで協力し、勝の留守中に訪ねてきた西郷に、庭師の平次(TOKIOの松岡昌宏さん)を勝海舟に仕立てて会わせ、和平交渉をさせようという大芝居に打って出ます。ニセ海舟は見破られやしないだろうか、ドキドキ!

偽物、ごまかし、勘違いによるズレで巻き起こるドタバタというのは、三谷氏お手の物の安定した話しづくり。安心して身をあずけ大笑いしているうちに、75分の第一幕は終了。

35分の休憩をはさんでの第二幕。今度は勝海舟本人と、西郷どんのニセモノが会うという展開。そしていよいよホンモノ同士が……! 

後半も抱腹絶倒の80分でした。

ところでアドリブなのでしょうか? 獅童さん(勝海舟)が飯尾和樹さん(幕臣・山岡鉄太郎)に「さっきからなに言ってるのかさっぱりわからねえよ(笑)」的なことを言っていたのがおもしろかったなあ(^^)確かに獅童さんと飯尾さんの滑舌の差はくっきり(笑)でも飯尾さん、いい味出してました。(そういえば飯尾さん、TVドラマ『アンナチュラル』でのムーミン好きの臨床検査技師役もおもしろかったなあ)

勝海舟の妹の夫、村上俊五郎役の田中圭さんは、濃い面々のなかでのそのさりげなさが、かえって印象的ですてきでした(*^^)v

「新橋演舞場史上、もっとも笑えるコメディ」との謳い文句通り、笑いっぱなしの舞台でしたが、ラストは庭師の平次が……えっ?! という悲劇性もあり。

そしてそのシーンがあるからこそ、平次の江戸っ子としての美学がくっきりと見え、最後、「花道」での松岡くんが、いっそう、かっこよく見えました。うまいなあ、すごいなあ、三谷さん! と、あらためて感じ入ったお芝居でした(^-^)/


by makisetsu | 2018-03-30 18:48 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

カジャラ(KAJALLA)#3『働けど働けど』

b0109481_10172905.jpg一昨年と昨年の1、2に続き、KAJALLA#3『働けど働けど』観てきました。

全国数か所を巡るカジャラは横浜公演からスタート! その楽日にいってきました。KAAT神奈川芸術劇場。ここのホールはとても見やすくて好きです

作・演出:小林賢太郎氏。出演:野間口徹さん(今クール放映中フカキョンの『隣の家族は青く見える』に出ていらっしゃいますね)。竹井亮介さん。小林健一さん。辻本耕志さん。小林賢太郎さん。&クロコの匁山剛志さん。

連なるコント、どれもほんとうに楽しかったですが、特に印象的だったのは……

“就職フェアリー”妖精辻本さんの弾けっぷりに大拍手!(/^^)/"""

“シャレにならない親分”は「シャレ」のはずし方が大愉快!(^o^) 

そして啄木『一握の砂』をバックにしたコバケンワールドに魅了され~(*^_^*)

「ことば」と「うごき」のおもしろさを存分に堪能させていただいた、あっというまの2時間でした。すべての働きびとたちに (*^^)/□☆□\(^^*) カンパーイ!


by makisetsu | 2018-03-12 10:15 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

『グレイテスト・ショーマン』

b0109481_09032116.jpg『グレイテスト・ショーマン』を観たのはもう2週間以上前♪

実在した興行師、アメリカでショービジネスの元祖となったフィニアス・テイラー・バーナムをヒュー・ジャックマンが演じています。

マイケル・グレイシー監督はこの作品で長編映画デビュー。ストーリーなどはこちら


時代は1800年代。

人種や身分の差別、個性的すぎる人々への偏見、インチキといわれるもののエネルギー、本物の崇高さ、家族愛それらすべてが、なんていうか、正しさっつーもんに向かってまっすぐに描かれていき、もう少しひねってもいいんじゃないかしらん、もうちょっと闇の部分が深くてもさあなんて思いながらも、ショーのダイナミックさと演者のパワーと音楽の力にねじふせられ、一気にラストまで見せられたミュージカル・エンタテインメント。

バーナム(ヒュー)が、上流階級相手の舞台劇のプロデューサーとして成功しているフィリップ・カーライル(ザック・エプロン)を興行のパートナーにと口説くバーの場面が好きです。曲は『ジ・アザー・サイド』。ヒューとザック2人の動きがとてもかっこいいし(*^_^*)バーテンダーさんもしゃれていました。


b0109481_09033432.jpgところでヒュー・ジャックマンといえば『レ・ミゼ』もさすがでしたが、二人の天才マジシャンの攻防を描く『プレステージ』のアンジャー役が、やっぱりいちばんすてき! 

結局クリストファー・ノーラン監督にいきつくのね(笑)『プレステージ』にはニコラ・テスラ役でデヴィッド・ボウイも出ていましたね(^-^)/


さて今晩はR-1。

復活ステージでマツモトクラブさんが勝ちあがってくるといいなあ! それとユリオカ超特Qさんも(^-^)/


by makisetsu | 2018-03-06 09:18 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

『ダンケルク』

b0109481_05561947.jpg『ダンケルク』。先月、丸の内ピカデリーで観てきました。

第2次世界大戦中1940年のダンケルク撤退作戦を、防波堤(1週間の出来事)、海(1日の出来事)、空(1時間の出来事)の3つの視点から進めていき、最後に収束させるという描き方。クリストファー・ノーラン監督の映画はいつも「時間」の使い方がすごくうまくて、今作も感服です! 

迫力ある音と映像は、自分が映画を観ているのだということを忘れるぐらいの臨場感! ノーラン監督の映画は「ここではないところ」に確実にグイグイと連れていってくれるので、ゾックゾクします。『インターステラ―』を観たときは特にそれを強く感じました。

『ダンケルク』では登場人物たちに強い親しみをおぼえました。無駄な台詞や説明的な演技がほとんどなく、生き残ろうとする彼らの姿が現実感をもって伝わってくるからでしょうか。

「海」での「ムーンストーン号船長」ミスター・ドーソンは渋くてかっこよい。演じていたのはマーク・ライランス。名優にぴったりの役どころでした。

そのムーンストーン号に海上で救出された英国兵を演じるのが、ノーラン監督の映画ではおなじみキリアン・マーフィー。戦闘恐怖症となってしまった彼が起こしてしまうトラブルとは……

そして「防波堤」での若い兵士アレックスを演じるのは、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ! ワン・ダイレクションだぜぇ♪

撤退作戦の指揮をとるボルトン海軍中佐にケネス・ブラナー。「空」でのイギリス空軍パイロット、ファリアにトム・ハーディーと、魅力的なキャスト揃いでした。


さて「ダンケルク」といえば、中・高生のときファンだった紀本ヨシオさんの「ダンケルク・マーチ」を思いだします。紀本さんは「三軍曹マーチ」「大脱走マーチ」「さすらいのマーチ」「ダンケルク・マーチ」とマーチシリーズを歌っていました。新宿のジャズ喫茶(いまでいうライヴハウス)「ラ・セーヌ」に何度も聴きにいったなあ♪

紀本さんの「ダンケルク・マーチ」は、ジャン=ポール・ベルモンド主演の映画『ダンケルク』のサウンドトラックに歌詞をつけたもの。♪6月の日曜日にダンケルクで死んだのは。曲の中頃のそんな歌詞が、いまも耳に残っています。

じつはその映画も、ベネディクト・カンバーバッチが出ている『ダンケルク』も観ていないので、今度観てみようと思っています。


ベネディクト・カンバーバッチといえば、『SHERLOCK/シャーロック 』はとてもおもしろくて! DVDを揃えています。でも私のなかのホームズ俳優ペストワンは、やはりジェレミー・ブレット! 不動なのでありました。

今週末は「エドワード・ゴーリー展」をみにいきます(^-^)/


by makisetsu | 2017-10-13 06:09 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

「宇野千代展」のことなど

b0109481_06322315.jpg前期の授業は8月1日まででした。

7月に出かけたのは、遡りますと

28日三谷幸喜氏作・演出『子供の事情』(新国立劇場中劇場)

♪EMIさん、今回もとてもいいお席をどうもありがとうございます! 感謝です!

23日「第21回東西四大学OB合唱連盟演奏会」(昭和女子大学 人見記念講堂)

♪H先生、すばらしいステージを堪能させていただきました! ありがとうございます!

15日「生誕120年 宇野千代展」(神奈川近代文学館)

♪展示はもちろんですが、前もって申し込んでおいた「文芸映画を観る会・宇野千代原作『色ざんげ』」も観賞しました。拙著『子や孫に贈る童話100』(青弓社)のなかで私は、宇野千代・作『私のおとぎ話』を紹介させていただいていて、宇野千代さんにお会いできたときのこともちょこっと書いています。永遠の憧れの方です!

『TAP』を観たのは6月でした。そういえばこちらで水谷さんを、『子供の事情』で蘭ちゃんを拝見しているのでした(^o^)

ひとつひとつの感動を記したいと思っているうちに、また次の予定が~(A^^;今週は、ジャルジャルさんとマツモトクラブさんが出演する「お前、ホンマ最低やな!」王決定戦にいく予定です(^-^)/


by makisetsu | 2017-08-07 06:50 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 』

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パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。

先週の(水)、授業の帰りに日本橋のシネコンにいって観てきました。

←ポール・マッカートニーがカメオ出演しているからです~(*^^)v

牢屋に投獄されたジャック・スパロウと偶然会う、ジャックのおじ役、アンクル・ジャック! 出番はほんとうに短いですがその存在感たるや! 

「マギー・メイ」も歌っちゃったりしてて、きゃ~~~! 歌声を聴くとまた4月がよみがえる~(笑)(^^

もともとこのシリーズは好きで、全作映画館で観ています。ブログで書いているのは「2」と「3」。「2」はこちら。「3」はスウイーニー・トッドのところでちらっと

今作が5作のなかでいちばん好きです! もちろんポールが出ているからというのが大きいですが(*^_^*)あと親子愛がダブルで描かれているのもよかったなあ。いやあジェフリー・ラッシュっていつもながらうまいっす。よっ、バルボッサ! って思わず声をかけたくなっちゃいました。

それとドルビーアトモスっていうんですか、あれで観たから音響効果がすごくて、まさに大迫力冒険活劇!! って感じで、文句なしに楽しかったです。

さてエンドロールのあとにまたまた思わせぶりなシーンがあって、こりゃ絶対6作目もあるな。
デップさま、どうか私生活ではお酒はほどほどにして(~_~;)次もぜひぜひ見せてくださいね。かっこいい、キャプテン・ジャック・スパロウを!(^-^)/

by makisetsu | 2017-07-15 05:55 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

観たり見たり鑑たり

b0109481_04494706.jpg春休み中にみた、『ラ・ラ・ランド』以外の、ほかの数本。

KAJALLA2『裸の王様』。銀河劇場作・演出:小林賢太郎氏。出演:久ヶ沢徹さん、竹井亮介さん、菅原永二さん、辻本耕志さん、小林賢太郎さん。

昨年夏の#1『大人たるもの』は片桐仁さんが舞台で久しぶりに小林さんといっしょに出ていらして、もうそれだけで感動!でした(*^_^*)

2は「オレランド」から始まります。自分が王様のランド(^o^)そして次々とコントが繰り広げられていきますが、なかでも「リフジン・マッチ」がサイコーでした! 理不尽と理不尽の戦い、より理不尽なほうが勝利するのです()

b0109481_05280181.jpgあと、♪丘を越え~ゆこうよ~口笛ふきつ~つ~ がどんどん変わっていく替え歌もおもしろかったなあ!小林さんは歌もとてもうまくて、その美声にうっとり~♪♪♪

KAJALLA2『裸の王様』。いまは大阪で公演中ですね(^-^)/


三谷幸喜氏作・演出『不信~彼女が嘘をつく理由』。池袋東京芸術劇場シアターイースト。

miさん、今回もいいお席をとってくださって感謝です! ほんとうにどうもありがとうございます!  

ある街の集合住宅に引っ越してきた夫婦(段田安則さん優香さんは、中庭を挟んでシンメトリーなつくりになっている隣の家に挨拶にいきます。耐えられないほどの異臭がする(飼っている犬のせいらしい)その家に住んでいるのは中年の夫婦(栗原秀雄さん、戸田恵子さん)。でも、「くさい」なんて相手には言えません。

本音を隠してのご近所づきあい、2組の夫婦の交流がはじまりますが、ある日、若い妻は、中年の妻がスーパーで万引きしているところを目撃してしまいます。それをきっかけとして、4人の男女が抱えているそれぞれの秘密が少しずつ見えてきます。さらにはそれを隠そうとして多くの嘘が交錯し、混沌とした事態のなかで、起こってしまったこととは……?!

繊細さと隣り合わせの狂気。嘘があるからこそ、そしてそれが暴かれないでいるからこそ、かろうじて成立している日常。生きていることの危うさを存分に感じさせてくれる、すごくおもしろい心理サスペンスコメディでした(^-^)/


『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(監督・脚本 高橋敦史氏)

(映画パンフより)南極から流れてきた大氷山で、のび太が見つけた不思議なリング。どうやら10万年前から氷づけにされているようだ。「10万年前の南極に行って、落とし主を探しだそう!」ぶあつい氷の下には、大いなる謎が眠っていた。地球の危機を救う、勇気と友情の大冒険がいま始まる!

ひみつ道具「氷細工ごて」でつくった南極の遊園地がめちゃ楽しそうで、私も遊びにいきたくなりました(^0^)エンディングに流れる平井堅さんの主題歌『僕の心をつくってよ』はほんとうにすてきな曲、胸に沁みます♪♪♪織田信成さん、浅田舞さんが声を担当したパオパオ(象に似た二足歩行の動物)たちがかわいかった~。

入場者に配られるパオパオドラもゲット。あと、限定発売のこのポップコーン入れがほしかったのです()(^-^)/

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相棒―劇場版Ⅳ―

神戸尊さんが右京さんに言う、ちょっとひっかかりぎみの「お言葉ですが」が聞けただけでもう満足() 

ところで写真は水谷さんのコンサートに贈られたミッチーのお花です(^-^)/

この写真もですが、春休みにここ数年のチケットや写真やパンフや図録を整理していたらいろいろなものが出てきてここにアップしていないケインさんの出演した映画、水谷さんのLIVE、若大将のコンサートが何度か(そのうち2度は最前列~(*^_^*)v)、ホイッスラー展、エロール・ル・カイン展、エリック・サティ展、などなど数知れず(A^^;

観たり見たり鑑たりしたら、すぐに思いを記し、チケットやパンフはカテゴリ別に即整理したほうがいいよねと、あらためて思った3月でした。

今週から新学期の授業がはじまりました(^-^)/


by makisetsu | 2017-04-12 05:55 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)  

『ラ・ラ・ランド』

先々週観てきました。デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』。

若いのに、古めかしい考え方を持っている、生き方が不器用っぽい二人…売れない女優とジャズピアニストの恋を描いたミュージカル映画。どストレートなストーリーでした。

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偶然の出会いを重ねたあと、丘の上でミア(エマ・ストーン)とセブ(ライアン・ゴズリング)が踊る、これぞ恋の始まり、というシーンの、なんと美しいこと!

そんなふうにすてきなシーンはたくさんありましたが、私がいちばん胸を打たれたのは、オーディションでミアが、おばの思い出に自分の思いを重ねて歌うシーンでした。聴きながら私も、好きだったおばのことを、そしておじのことを思い出してしまったからかもしれません。

(前略)

♪私は忘れない あの情熱の炎

どうか乾杯を 夢追い人に 

たとえ愚かに見えても

 どうか乾杯を 心の痛みに

(中略)

♪おばは私に教えた 少しの狂気が新しい色を見せると

 明日は誰にもわからない だから夢追い人が必要と

(中略)

♪そして乾杯を 夢見る愚か者に

 イカれてると見えても

 どうか乾杯を 破れた心に

(後略)

ところでこの映画では同監督の『セッション』の鬼教師役のJ・K・シモンズも、出番こそ少ないものの印象的な役で出演しています。その『セッション』もでしたが、チャゼル監督の映画は、ラストシーンがほんとうにいいなあ、と思います。

『ラ・ラ・ランド』は終盤、二人の再会のシーンにかぶせて、ミアとセブの、いまとは違ったもうひとつの道を見せてくれます。誰でも、あるのではないでしょうか。過去をふりかえって、こう思うことが。あのとき、もし別の選択をしていたら…。あのとき、ちょっとなにかが違っていたら…。さて『ラ・ラ・ランド』の最後は……?

往年の数数のミュージカルや映画へのオマージュにあふれた『ラ・ラ・ランド』。

ストレートすぎるストーリーにちょっと物足りなさは感じるものの、恋のせつなさと夢の力と音楽の輝きを、素直に楽しむのがよい映画かと。ミアとセブのダンスがそんなにうまくないのも、なんだか親しみやすくてよかったです(^-^)/


by makisetsu | 2017-03-29 05:50 | 映画・舞台の感想など | Comments(0)